『家を買ってから10年、ほとんど使っていない。家族がくつろげて子供が遊べる空間に』と言ったご要望から打ち合わせ。プライベートを守りながら使い勝手の良いお空間を計画しました。

メインのテラスはリゾート風にしたいとのご要望から、大理石調の大判タイルを使用しました。大判タイルは目地が少なくダイナミックなので高級感の演出に最適です。プライベートなお庭を作る上での一番の問題が擁壁上からの目線でした。歩道があり見下ろされるお庭の為、シェードの設置、もしくはすりガラス調の屋根を提案させていただきました。お客様の一番気にしているポイントでもあった為、どちらも採用していただきました。シェードを広げなくても目隠しがあり、日除けも必要に応じて使い分ける最高の使い勝手となっております。スクリーンフェンスの外側はウッドデッキとなっており、擁壁から流れてくる雨水の水捌けが良く、汚れが気になりづらくなっております。また、この空間は物干しスペースとなっており、テラスやリビングからはスクリーンフェンスで隠れている為、物を干していても景観を損ないません。
肌に触れるベンチやサイドテーブル、靴脱ぎステップは天然木で出来ており手触りは柔らかく、温かみのあるファニチャーとなっております。

リフォームのご相談だったので、お客様の中でご要望とお庭の改善点がハッキリとしておりました。デザインと使い勝手のバランスの良いとても良いお庭になったかと思います。