『家も楽しみたいし、お庭も楽しみたい』そんなご要望からＹ様邸の計画はスタートしました。ガーデンスペースを思いっきり楽しむには家との一体設計であることがマストです。快適なリビングがあり、そこに付随する形でガーデンリビングの基礎となるウッドデッキを作りました。ウッドデッキは床板の一部をスノコ加工し、収納としても活用できるように工夫しています。
外周部には部屋の内装にも合わせて白い木目調の樹脂フェンスで目隠しし、プライバシーを確保。適度な隙間が空いているので、防犯的にも安心です。そしてこの目隠しフェンスがあれば室内側の窓やカーテン、ブラインドを開ける事ができます。
またウッドデッキの上部にはフレームを組み、可動式のロープ式シェードを設置。夏の暑い日でも体感温度で３~５℃下がります。これがあれば夏でも比較的快適にガーデンリビングを楽しむことができます。
庭にはリアルな人工芝を敷きこみました。天然木のウッドデッキと人工芝のお庭の場合、殆ど汚れが付かないので、お子さんたちは裸足で家と庭を楽しむことも可能です。また階段高さを調整し、2段で出入りできるようにしました。3段でも良いのですが、リビングとの一体設計を考えると2段以内で構成した方がより一体感が出ます。
また夜のシーンは昼間と異なるちょっと大人っぽい雰囲気に。ガーランドライトの光をシェードが程よく反射してガーデンリビング全体が明るい印象になります。
そして家の明るさも程よく繋がり、快適性が繋がっている状態になりました。