よくある質問エクステリア(外構・外溝)Q&A

▼エクステリア(外構、外溝)とは?

エクステリア(外構、外溝)とは家の周りにあるもの全てを指します。つまり…カーポート(車庫)や門・門柱、表札やポストに階段やウッドデッキ、タイル貼のテラスや家の廻りを囲んでいるフェンスも含みます。

▼カーポート(車庫)とは?

カーポート(車庫)とは一般的に車を駐車する場所です。またカーポートとは駐車場の屋根のことも指します。カーポートの作りかたは様々です。一般的にはコンクリート打ちが多いのですが石を貼ったり、タイルを貼ったりと仕上方法は様々です。また単なるコンクリートの車庫にならないようにレンガや芝生やタマリュウなどの植栽を植え込んでラインを入れたり致します。また集合住宅など大規模の車庫の場合はアスファルトなどで舗装することもあります。

▼門・門柱とは?

門・門柱とは敷地と道路の境にある入り口、または入り口周辺を指します。家の顔にあたる部分であり機能的なもの(ポスト・表札・インターホン・ライト)なども集中しています。エクステリアを構成する場所の中でも最も重要なところといって過言ではないところです。全体の印象を大きく左右する場所であり、毎日使う非常に使用頻度の高い場所でもあります。 エントランスのスタイルとしては大きく2 つに分かれます。門を設置し外部との区切りをはっきりさせるクローズドスタイル、門を無くし開放的でデザインの自由度が高くなるオープンスタイルに分けられます。 クローズドスタイルの大きな特徴としては門や壁、フェンスやカーゲートにより外部とはっきりと境を作っておくことによって侵入者を限定することができます。その反面、敷地の狭い場所では壁や門がつくことによって多少窮屈なものになったり、ある程度の高さが必要になるので場所によっては圧迫感なども感じてしまうこともあります。また余り敷地内を見渡せない場合、泥棒などの侵入者にとっては『入ってしまえば外から見えない』などのセキュリティ上考慮しなければいけない点もございます。それらの事を複合的に考えた上で計画しなければなりません。 また最近では門のないオープンスタイルのエクステリアも増えてきました。侵入者が誰でも入れるという事はあるものの、逆に外から見えてしまうので防犯性が高いとも考えられます。実際、泥棒は高い塀に囲まれた家の方が入られやすいようです。門のないオープンスタイルの場合、高さの面やフェンス(塀)などの位置に制約がないので自由度の高いデザインが可能になることが多いです。またオープンスタイルの方が全体を囲わなくて良い分、金額的にも比較的安価で済むケースが多いです。

▼表札(サイン)とは?

主に名前を表示するものです。最近ではアイアンやガラス、タイルで作ったものや切文字を使ったものなど種類もかなり豊富です。 名前も以前は漢字で苗字のみを入れたものが主流でしたが最近ではアルファベットで入れられる方が増えております。 また住居表示プレートと兼用したものやインターホンカバーと兼用したものなど多数のバリエーションがございます。 表札に入れる名前については個人の名前を表示するものなので個人情報保護の観点から最近ではあまり入れないケースが増えております。

▼ポストとは?

郵便物や新聞などを受け取るために設置しております。ポストは大きく分けて壁の中に入れる埋め込み型と、壁やスタンドにつけるタイプの2 種類に分類されます。埋め込み型は口金の部分のみが外部に出るため比較的スッキリとしたイメージになります。また裏箱のサイズによってはかなり大型のものもございます。スタンド壁付けタイプは比較的取り付ける場所が自由に選べます。またデザイン的なアクセントにもなります。以前に比べてポストの形や色もかなりバリエーションが増えました。ポストを選ぶのも楽しみの一つです。

▼ウッドデッキとは?

ウッドデッキはリビングと庭をつなぐもの、ガーデンリビング的な存在です。最近では特に人気があります。 ウッドデッキの主な種類としてはレッドシーダーなどを使ったウッドデッキ、イペ材、ウリン材などを使ったハードウッド(アイアンウッドとも言われます)のウッドデッキ、そして樹脂デッキの3種類です。 レッドシーダーなどを使ったデッキは最も一般的なものです。色の種類が豊富です。また価格もハードウッド(アイアンウッド)比べれば比較的安価でお求めやすいものではあります。但し、メンテナンスをしないと腐ったり、色が剥げてきてしまうことがあります。 イペ材・ウリン材などのハードウッド(アイアンウッド)を使ったウッドデッキは非常に硬質で耐久性も非常に高いものになっています。(ウッドデッキ=腐る)(ウッドデッキ=メンテナンスが大変)という今までの概念を覆すものになっています。天然木ながら比重が高くなっており、(水に沈む木)というちょっと考えづらい木です。現に手にお取頂ければわかるのですがお客様は皆さん(オォ~~!)と驚かれます。価格に関してはレッドシーダーより多少お高めになるのですが耐久性、メンテナンスの容易なことなどからもこちらのウッドデッキをお勧めさせていただくことが多いです。

▼階段とは?

敷地内に高低差がある場合につくります。一般的に外部の階段は20cm 以下で計画しております。(標準で16cm)ただ余り一段の高さがある場合、歩きづらくなってしまうのでなるべく16㎝程度で収まるもので計画できればと思っております。 階段の踏み幅が標準で30cm となっております。これ以上幅の狭いものだと足を踏み外す可能性があります。 仕上げに関してはタイルや石、レンガなどが一般的です。階段があることで空間を立体的に構成することができます。

▼フェンス(柵・垣根)とは?

主に境界線沿いに建てられる塀や柵のことです。用途としては目隠しや間仕切り、落下防止や手摺など多岐に渡ります。材質もアルミ製のものを中心にウッドフェンス、アイアンフェンス、樹脂性のフェンスなどその用途に合わせたものを選ぶとよいでしょう。 目隠しフェンスについて付け加えると目隠しにも色々な方法があります。単純に風も視線も光も全て隠してしまうもの、風は抜けるけれど視線は完全に遮られるもの、視線は完全に防いだ上で採光が確保できるものなど色々なタイプのものがあります。 最近ではクリアーのポリカーボネート板を用いた採光目隠しフェンスなども用途によってはかなり有効です。 また和風庭園などで使われる竹垣もフェンス(柵)に属します。通常の竹垣の対応年数はおよそ5年程度といわれています。ただし最近では樹脂製竹垣なども販売されていて耐久性の面では圧倒的に有利です。但し竹本来の質感などはどうしても現時点では本物には及びません。

それぞれのライフスタイルに合わせた形での提案をさせていただければ幸いです。

施工例

FAQ写真

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